「やっぱり真竹の竹刀は違うなー」
「やっぱり真竹の竹刀は高いなー」
こんな会話は一度はしたことはあるはず。
正直私は真竹の竹刀の良さが分からない若輩者です。普段は2000-3000円の竹刀で頑張っています。
剣道を長くされている方はご存知だと思いますが、この2000-3000円の竹刀は真竹で無く、んじゃいったい何なんだというのが今回のお話。
早速正解は
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桂竹(ケイチク)です。タイワンマダケとも言います。
ちなみにタイワンマダケはイネ科タケ亜科マダケ属タイワンマダケで、マダケはイネ科タケ亜科マダケ属マダケです。
名前の通り台湾原産で、マダケと酷似しています。
過去に竹の花が咲いて枯れてしまい、全国的に枯れてしまった際に、竹細工に使われるマダケの代用品に使用された経緯があるそうです。
さて気になる竹刀のおけるマダケとタイワンマダケの違いは・・・・・
ごめんなさい!分かりません!
もちろん日本の職人が作る竹刀は間違いなく日本産のマダケです。だからタイワンマダケの竹刀より良いでしょう。作り方が違うので。
が、素材としての違いは知りません。もし職人がタイワンマダケで作ったらどうなるのか。
どなたかご存知でしたら是非教えてください。
*モウソウチクって聞いたことあるぞ
が、日本で一般的にその辺に生えている竹はマダケかモウソウチク(孟宗竹)という竹です。モウソウチクはイネ科タケ亜科マダケ属モウソウチクで中国江南省原産だそうです。
私は竹細工職人では無いので詳しくは分かりませんがモウソウチクとマダケの竹細工における違いは割裂性と弾力性だそうです。
モウソウチクの繊維はまっすぐでないためまっすぐ割れにくく、かつ太いので弾力が無いことから竹細工に向かず、主にメンマになります。
マダケは繊維がまっすぐでかつ弾力性があることから竹細工に向いている材料だそうです。
つまりモウソウチクで竹刀を作るとまず、竹自体がまっすぐ加工しにくく、かつ面を叩けばしならず、すぐ割れるということです。(本当かな~。専門家の方いらっしゃたら宜しくお願い致します。)
節の部分が一重ならモウソウチク、二重ならモウソウチク以外となります。
(モウソウチクだけ、節が一重ということ。)