竹刀の選び方は人それぞれ。重心がどこにあるのか、柄の太さなど。
ちなみに私は上段用の竹刀だと柄の細いやつを選びます。太いと疲れるのでwww
さて竹刀を選ぶ要素の一つで節の位置を気にする人がいるのでは無いでしょうか。竹刀を同時に複数本買う場合、組み換え用に節の位置を揃える人も少なからずいるはず。
この記事ではあくまで物理的に節の位置がどこにあれば節が起因となる割れが置きにくいのか話してみたいと思います。
ポイントは節の構造と節の位置と打突位置!!
まず節の構造。
そもそも一般的な樹木は地上部が太く、てっぺんに向けて徐々に細くなります。
竹も例にもれずそうです。
そして竹は節を境にてっぺん側の方が必ず薄くなります。
仮に節付近に衝撃を受けた場合、節のてっぺん側は構造的な欠点になります。仮に節が無ければ、そんなことにはなりません。
つまり何が言いたいかと言うと、竹刀の節の剣先側は割れやすいということです。
次に節の位置
皆さん竹刀には節がいくつあるかご存知ですか??
正解は4もしくは5個です。(例外があるかもしれませんが)
そして皆さんが一番気になる打突ポイントにある節の位置は剣先から見ておおよそ
節が4つの竹刀=>209mm±25mm
節が5つの竹刀=>230mm±24mm
(男用39竹刀の場合。なんかイメージと逆ですが。あってるかなー)
最後に打撃ポイント
皆さん面は当たり前ですが竹刀の物打ちで打ちますよね。ですが人によって打つ場所にはクセがあるのではないでしょうか。剣先側で打つ人もいればちょっと深めに打つ人。
ちなみに私は若干深いです。今これをもっと剣先側で打てるように練習してますが。
私がむかーし遊びで実験した結果竹刀は打ったポイントから200mm前後のエリアが大きく変形します。変形度合いは竹刀があたった場所が大きく変形します。逆に言うと200mm離れると変形は小さくなります。
ちなみに竹刀が面に当たった時、竹刀がどんな変形をするか、見たことがありますか??
別記事で詳しく書ければと思いますが以下参考に写真を載せます。これは野球のハイスピードカメラみたいなカメラで撮影した写真です。打突はちょっと深め。
a)=>b)=>c)の流れで変化するわけですが竹刀が当たった位置の剣先側は面にへばりつく用に反り、柄側はその反対に反っているのが分かりますね。
まあ以上から何が言いたいかと言うと、端的に言えば、剣先から節の間で打突する人の場合、節が打突位置に近ければ近いほど節の部分が割れやすいということです。
んじゃどんな竹刀を選べば良いか。かなり極端な例を言うと
〇剣先側で打突する人
=>なるべく節が剣先から遠いものを買うと良い。
〇ちょっと深く打っちゃう人
=>それでもなるべく節が剣先から遠いものを買うと良い。
=>もしくはあれば節が極端に剣先側にあるもの買うと良い。
つまり節が4つの竹刀で節が剣先からなるべく離れたものを買うと竹刀は割れにくいということですね。打感は人それぞれなので知りませんが。
途中めんどくさくなって説明を端折ったところがあるので分かりにくいところありますがご参考に!!時間があれば補足していきます!!