MENU

上段対策基本のき その1「上段は左足が前」

上段をやってると後輩とかから良く聞かれるのが上段に対してどうすれば良いですか?という質問。

 

その質問に対して私なりの回答その1

これから書くことは私の中で、上段対策というか、上段に対しての基本の基本かなと思います。

 

タイトルの通り、上段は構える時左足を前にします。

でも中段は右足が前ですね。

つまり上段を構えるときは左足と右足の前後を入れ替える必要があります。

今あえて「入れ替える」という表現をしました。

右足と左足の入れ替え方は2通りあります。

①中段から左足を前に出す

②中段から右足を後ろに下げる

①か②をすれば左足が前に出ます。まあ当たり前ですが。

 

が結果は一緒でも上段にとっては全く意味が違います。気持ちで負けてるとかそんなんは無しとして。

上段から技を出すとき、初動は基本的には右足で踏み切ります。(諸手技は左足で踏み切ったりしますが)

何が言いたいかと言えば①のように左足を前に出す場合、そのまま片手面が打てます。体勢も前なので他の技もたぶん打てます。

が②の右足を下げているとき、右足が宙ぶらりんなので前に出る技が打てません。せいぜい打てるのは小手に来た場合の払い面くらいでしょう。

 

結論はまあ良く聞く、下がったところ狙う、ってことだけなんですが、上段とやるときは下がったところを狙うというよりかは相手の右足を下げさせる、つまり相手に苦しい体勢で構えさせるということを意識してやると良いと思います。まあ端的に言えばつばぜり合いから上段を下がらせるというのが具体的な状況ですが。

 

余談ですが、上段を始めると一番最初に苦戦するのがつばぜり合いの解消で無いでしょうか。こっちは上段を取りたいけど相手がしつこくて取れない。

別の記事でこのへんに関しては書きたいなーと思うんですが、上手い上段の方は自分なりのつばぜり合いの解消方法を持っています。私が他の上段の人の試合を見る時は前の技よりもその人なりのつばぜり合いの解消方法を見たりしてます。

駄文でした。