大学を卒業し、どこかの実業団に入ってるわけではないけど、社会人になっても細々と剣道を続けてます。社会人になっても試合に勝ちたいと思って稽古していますが、現時点ではっきり言えるようになったのは、今のほうが大学生時代よりも明らかに強い・・
確かに体力は大学でやってた時のほうがあるし、反射神経も落ちている。
でも今のほうが強い、いや負けない。
まあ強くなったと言っても程度は知れてますが、大学生からはいろいろ変わってきてますが、その中の一つを紹介したいと思います。
(私偉そうなことを言えるほど強くないですが、もし試合に勝てなくて悩んでる人がいればご参考に)
社会人になって特に意識しだしたこと。それは自分の技を評価すること。
昔は試合になるとその場に合わせて打とうとしてました。当たり前ですが練習してないものは当たらないし、練習してても当たらないものは当たらない。でも打てそうだから打つ。ひどいときは打ちたいから打つ。
こんなんじゃーいかんと思、そこでヒントを得たのがポケモン(笑)
私が小学生のときにやってたのはポケモン(緑)
たとえばカイリューとかだとこんな技にしてた人が多いのでは??
・10万ボルト
・ふぶき
・なみのり
まあ技自体はどうでも良いんですが、相手が出してきたポケモンのタイプに合わせて技を出す。
剣道も似たようなもので、自分の技の特徴をしっかり評価して、相手・状況によって使い分ける。そうするといろいろと今まで闇雲に試合をしてたのがいろいろ整理されます。
ちなみに私の場合
①一本取れるし、あまり打たれることも無い
②一本はなかなか取りにくいけど、あまり打たれることも無い
③一本取れるけど、打たれることもある
④一本はなかなか取れないし、打たれることも多い
の4つに自分の技を分類してます。
当たり前ですが①の技があればめっちゃ良い!!
例えば私の独断と偏見ですが、返し同は一旦受けてから発動するものなので「あまり打たれることの無い技」。ただ下手で間合いが詰まってしまうので私の場合は一本が取りにくいです。なので上のカテゴリだと②。もちろん得意な方は①になると思います。
私の上段の場合
①出ばな面、相引き面
②上段から払い面、
③引き胴、諸手小手、諸手面
④逆胴、引き小手
私の中段の場合
①小手抜き面、出ばな面、小手返し面
②小手面、返し胴、片手突き
③出ばな小手、抜き胴
④逆胴、引き小手、諸手突き
それで試合の状況に応じてまず使う技を変えていきます。当たり前ですがどんな状況でも④の技は打ちません。当たらないし打たれるとか使う場面は一切無いですね。
・追いかけなくて良い場合(個人戦や団体で引き分けで良い場合)
①と②の技を使います。個人戦は延長があり、とにかく打たれなければ良いので、しつこくしつこく①と②を使います。
・追いかけなければならない場合
①と②に加えて③の登場です。一本取らないといけないので多少のリスクは必要です。
長々と書いてしまいましたが、今一度自分の技をレビューしてみてみるのも良いかと思います。一度評価してみれば今後の稽古でも②、③の技を①に格上げする(得意技を伸ばす、増やす)ことや④の技をとりあえず②か③に格上げする(下手な技を減らす)意識を持って稽古できるかと思います。
以上、駄文でした。